空を仰ぐ仕事だから、未来がいつも見える
成瀬 優佑(なるせ ゆう)
  • 所属: 既製杭工事部 バックホー・オペレーター
  • 入社時期: 2017年
  • 出身: 東京都
子供に自慢できる建物を残したい

キャリアアップが手厚くサポートされます。

以前はまったく異なる業界でデスクワークに就いていましたが、身体を動かす喜びを味わえる仕事をやりたくなって双葉資材へ転職。身近にある大型商業施設の施工に関わっていることに、将来の人生プランを託してもいい信頼性を感じました。双葉資材の名は知らなくても、この会社が関わった数多くの建物の名はみなさんも知っているはずです。

この会社で働く大きな魅力は「個々人の人生設計イメージに応じたキャリアップを手厚く応援してもらえること」ですね。施工技術者として入社した人は“下まわり"と呼ばれる施工サポート業務で経験を積んだあと、将来展望に応じて杭打機やクレーンを運転するための免許、あるいは施工管理職への道につながる基礎施工士(場所打ち杭工事に関する技能を認定する)といった各種資格にトライするチャンスが与えられますし、取得に要する費用のほぼ全額を会社に負担してもらえます。
私の場合は、杭打機の誘導や施工によって生じる泥の洗浄などをしていた下まわり期間中には玉掛け、ガス溶接といった業務に必要な技能の資格を取らせてもらえたうえ、バックホー(油圧ショベルの一種)の運転資格も自己負担なしで取得することができ、そのお陰で「ひとつ上のステップ」であるオペレーター職に就けました。

水とセメントを注入しながら地面を掘ることで生じる泥水を、バックホーを操って処理するのが私のいまの仕事です。季節やその日の天候によって、私たちが向きあう地面はコンディションを変えますから、「昨日と同じ段取り」ではうまくいかず、時々刻々と変わる条件を肌で感じとりながらマシンを操らなくてはなりません。
この“変化"こそが杭基礎の現場施工という仕事の一番の楽しさ、面白さなのです。夏の暑さ、冬の寒さを感じながら、大地と自分がひとつにつながる感覚になれる喜び…と表現すればいいでしょうか。言葉にできないそんな「ダイレクトな手応え」がたまらなく楽しくて。前職のデスクワークで感じていた退屈さはどこにもなく、難条件を克服するたびに「やったッ」という達成感に包まれます。身体を動かす仕事だからこそ、やり遂げたときの満足感がここまで大きいのではないでしょうか。

ひとつの現場は2、3か月ほどで終わり、年間では5~6つの現場で働きます。足立区の自宅から通える場所も多いのですが、遠隔地であれば会社が用意したホテルで暮らします。それは班のみんなと交流を深められる好機。常に残業はなく、夕方にはすっぱりと切りあげられるので、みんなと一緒に食べたり飲んだり、ナイトタイムはとんでもない充実ぶりです(笑)。
杭の施工中にはなかった建物が完成して、それを見たときの感動は大きいですね。「自分の足跡」を地上に残せた気分になれます。将来、子供を連れて自分が関わった建物を見に行くのが夢です。